八雲神社 (やぐもじんじゃ)
通称     
主祭神  
      素戔嗚尊(すさのおのみこと)
摂末社祭神     
      迦具土大神(かぐつちのおおかみ)
地図 map
住所        
〒500-8362 岐阜県岐阜市西荘2丁目17番21号
由緒由来  
当社の御祭神須佐之男大神は皇大神宮、天照大神の御弟神でありまして、出雲国(島根県)の杵築大社の御分霊であると伝えられています。現在では古い記録類は殆ど散逸して残されていませんが、社伝に依れば当社の鎮座は極めて旧く当地が市橋庄といわれた庄園時代であったことは明らかです。東隣の地に本荘神社がありますが、当社とは御祭神も同じで、諸祭儀等も深い関連があったといはれ、此の両社の歴史は切り離せない関係があると思われます。式内社。曾つては西之庄、爪、薮田の三村の惣社でありまして、牛頭天王とも称されていましたが、江戸時代になって加納藩が支配する様になった時三村神社と改称、更に明治7年1月に再び八雲神社と社名を変更し、明治41年には郷社に列し、旧市橋村の総氏神として崇敬されたのであります。社名の八雲は御祭神須佐之男大神の神歌に「八雲たつ、出雲八重垣、つまごみに、八重垣つくる、その八重垣を」(古事記)の八雲を採ったのでありましょう。瑞雲満ち満ちて湧き起る平和に増々栄える処という意味の社名であります。此の貴い由緒と高い御神徳のある神社を氏神と仰ぐ氏子の方々は、氏神様の御護りのもとに、その社名の通り平和に愈々繁栄されることと確信いたします。
祭礼情報  
4月4日〔2日間〕