稲荷神社 (いなりじんじゃ)
通称     
主祭神  
      倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
摂末社祭神     
地図 map
住所        
〒500-8352 岐阜県岐阜市六条福寿町10番地10号
由緒由来  
創立年月日不詳。明治四十一年十月同字江東無格社日吉神社(大山咋神)同字上切無格社片田神社(不詳)同境内社秋葉神社を合併す。昭和二十二年十月二十二日片田神社設立承認神社本庁統理より通達され再分離す。境内社共に移す。創立縁由不詳と雖も建長の始頃里人山城國伊奈利山より五穀豊穣村内安全商売繁昌の守護神として現在の伏見稲荷官幣大社より勧請す。現在本社の位置に大老松有りて其の基に鎮座せりと云へり。小字名を稲荷と呼ぶも尤もなり。慶長の末頃加納藩主の崇敬篤く、二月初午には必ず代参ありたりと云ふ。其の後永井肥州公の崇敬厚く、又加納城(沓井)内鎮守の神とさる。永井公家中兵藤惣左ェ門が迎えたる稲荷大明神(伏見稲荷)を天保十二年二月初午に合祀すと云ふ。合祀祭の時永井公(代参)を始め諸士を随へ兵藤氏案内役裃に身を潔め行列と共に五色の紙幟を立賑々しく渡幸され村人も裃を着け迎ひたると古老は口伝す。大老松は濃尾の大震災直後無風の日、大音響を鳴らし緑青々としながら朽干たふれたりと云ふ。尚氏子に災起こる時は必ず三週間程前に白狐夜鳴きをなし、事を告ぐ之明治の末にも告げたる事実なり。氏子老人の知る事なり。宝暦七年の棟札あり。
祭礼情報  
3月上午の日