津島神社 (つしまじんじゃ)
通称     
主祭神  
      素戔嗚尊(すさのおのみこと)
摂末社祭神     
地図 map
住所        
〒506-1156 岐阜県飛騨市神岡町山田524番地
由緒由来  
往昔高原郷内疫病流行する殊夥しく郷民恐怖して社閣に祈願すれ共其験なし。茲に於いて播磨國廣峰神社を山城國愛宕郡八坂山に移し奉りし例に倣い祇園神社の分霊を仰ぎ山田村の中央に奉祀崇敬す。然るに神験空からず流疫退散して人民蘇生の思いをなしたり。其れより此神社を悪疫退散の神と称して社殿を建立し、毎年祭祀を怠る事なし。その後江馬平輝経当社に武運長久を祈り、応永六年七月参拝せられし節には石剣曲玉を奉納し、又元亀の頃には山田城代吉村才右衛門勝利本社を造営せりと云ふ。江馬氏滅亡後の事蹟は詳ならず。只元禄検地に郷中抱とありて元山田郷及麻生野郷全体の人民が氏子として本社を崇敬し、其の維持費を負担し来りしが、明治九年一月是等の村々より社地の譲渡を受け、山田区のみの産土神となれり。元禄検地帳に牛頭天王除地反別九畝十八歩、比良木曽大権現反別五畝歩、不動権現反別五畝二十歩。明治元年三月従来牛頭天王宮と称し来りしを津島神社と改む。明治四十二年十月二十六日比良木曽神社不動神社を合併す。昭和四年五月四日郷社に指定せらる。平成14年1月31日登記816番を3501に吸収合併。
祭礼情報