白山神社 (はくさんじんじゃ)
通称     
主祭神  
      伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
      伊弉冉尊(いざなみのみこと)
      菊理姫命(くくりひめのみこと)
摂末社祭神     
地図 map
住所        
〒501-6207 岐阜県羽島市足近町6丁目541番地の2
由緒由来  
養老三年僧泰澄郡上郡北濃村長瀧に中宮白山と称して加賀白山に対し創建。正四位下白山明神と称へ奉る社名を長瀧白山神社と号す。後文永八年仲夏社殿炎上悉く烏有に帰す。時の阿闍利祐斎之を嘆きて諸国を廻て勧進して再建を図る。往時鎌倉街道なる一宮より及村町○村北宿を経て此の西宿の地に至る。此年雨無く暑しく旱りて作物育成せず。農民悲しみの極に達したり。祐斎之を見て持ち来れる斎鍬を以て聖地を開き、遙か北方の加賀の霊峰を拝し雨を念じ村人に太鼓を打たしめ、笛を吹きて白山の神に奉献す。奇なるかな程なく黒い雲現れ、雷の音太鼓の音に和し、喜雨久しぶりに降り来る作物瀕死を免れた之神徳の奇瑞と云ふべきなり。爾来村人此処を白山と呼称し、祠を建て長瀧中宮の祭神客神そのままを奉祀して氏の神となす。俣近郷より五穀の神と称し崇敬参拝するもの多く、雨その神として毎年田植え後毎晩毎夜村人集ひ来りて篝火を焚き太鼓を打ち笛を吹き、雨乞い歌を歌ふ。古風其のままの踊りを続けて神に奉る風習伝って今日に至る。世々其の神徳に浴する当社なり。伝へ聞く御神代は其の時の斎鎌なりと云ふ。
祭礼情報