葛懸神社 (かつらがけじんじゃ)
通称     
いけのうえ
池の上
主祭神  
      葛県明神(かづらあがたみょうじん)
摂末社祭神     
      県明神(あがたみょうじん)
      水除神(みずよけのかみ)
地図 map
住所        
〒502-0906 岐阜県岐阜市池ノ上町3丁目47番地
由緒由来  
当神社は本国神名帳に記載された古い社で御祭神は葛懸大明神と申し上げ我民族精神の基盤をなす清浄潔白身心とも明朗な生活の起源である禊祓の神事に稜威を輝かしめ給ふ祓戸の大神であらせられ、天文の大洪水までは社前一面大池があったので池上宮とも称され、現今も葛懸神社又、池上神社とも申し上げております。当社の「みそぎ祭」は往古より伝わり特に応永の大飢饉年よりは重要な祭儀となり毎年12月10日の夕方より裸の大群厄男(しんおとこ)を中心として祭元より雄結び揉み進み長良川の激流に飛入りて身滌ぐこと真夜中に至るまで三度厳修し暁前に直日神を迎え奉り年中に過失犯せる罪科を残る所なく祓ひ清め清々しい直日の魂が輝き渡る神事で彼れ是れと理窟や言挙げをまたず真の明朗なる身心にたちかへる不思議な力がこもっておることは自ら体験した人々の悉く歓喜勇躍して保証する所であります。当日は我民族の弥栄を祈念し一家一族の隆盛企図せらるる参拝者の為に祓用の鉢巻及び褌をも授け参拝者の為に厄除の祈祷を奉仕家運隆昌祈願御守護神札を授与いたします。美濃國神名帳所載葛懸明神にして古より縣明神葛縣明神とも称し、藤樹を以て神木とす。慶長十一年の築堤に大藤の根株土中に埋もれ、其の根より生じたる藤廻り六尺余となり、境内を覆い社殿に掛かる神木として信仰の的なりし。昭和十二年河川改修により現社地に移転昭和二十六年旧縣神社より社名を改む。
祭礼情報  
禊祭、はだか祭(みそぎまつり、はだかまつり)