深坂神社 (ふかさかじんじゃ)
通称     
主祭神  
      八酒子神(やさこのかみ)
摂末社祭神     
      宇迦之魂神(うかのみたまのかみ)
      須佐之男神(すさのおのかみ)
      軻遇突智神(かぐつちのかみ)
地図 map
住所        
〒501-1128 岐阜県岐阜市洞726番地
由緒由来  
此の社往古本郷の北の方に鎮座ありしを、鵜飼郷の総社産土神なる故に偏りたる地にては祭典に便ならずとて、斉藤利國此の地を領せしとき、明応の始め現今の地に遷せり。其の旧地を同然にして神田となしても猶其の地を「みやさか」と云ふ。御八酒の意なり。八酒子の神名を尊称として御を添へたるなり。然称するによりて文字を深八坂とも書きしを、今の地に遷りて後文字を二字につづめて深坂と書きても猶(みやさか)と訓して後終に深を(ふか)と訓て(ふかさか)と称することとなり、神名転訛して社地の名となれり。近世(みやさか)の旧地を宮坂と書き、深坂の新地を不可坂など様々の字を書きたれど、新旧の社地共に平地にして少しの高低も無し。美濃神名記正六位八酒子明神とあるは当社なるべし。寛文九年雷火にて本殿形代とも焼失し、今はその灰を形代とす。灰二つあるに按ずるに二柱なりしにや。今七社と称するは鵜飼七ヶ村の産土神を合祀して言ふ由。今方縣七社明神と称す。御望村大領社、稲木村金山社、黒野村多賀社、小野村玉井社、下立村五霊社、交人村天満社、本村合はせて七社なり。稲木村は郷名によりて下鵜飼と云ふ。下立は今は折立、古市場、今川は当時洞村の内なり。鵜飼九ヶ村は普請時互いに神酒を奉り戸長参詣す。
祭礼情報  
4月第一土日曜日