結神社
(むすぶじんじゃ) |
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主祭神 |
天御中主尊(あめのみなかぬしのみこと) | 高皇産霊尊(たかみむすひのみこと) | 神皇産霊尊(かみむすひのみこと) | 猿田彦神(さだひこのかみ) |
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地図
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住所 |
〒503-0111 岐阜県安八郡安八町西結697番地の2 |
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由緒由来 |
揖斐川左岸の西結町屋に鎮座。祭神は天御中主神。高産霊神。神産霊神。猿田彦命。嘉応年間(1169-1172)の創建と伝え、縁結びの神として知られる。当社が鎮座する町屋は対岸の佐渡村とを結ぶ渡津で、往古から街道集落として賑わっていた。中世の文学作品である「十六夜日記」に阿佛尼は、心情を歌に託し祈願している。また、歌枕の地として知られ、一条兼良は「藤川の記」に、能因法師は「詞花集」に詠んでいる。このように名士高僧や往還の人々が旅の安全を祈願し、深閑とした社叢で休息をとった街道の宮である。祭礼日は10月19日。当社の御神像17躰と寛文5年(1665)花村太左衛門が寄進した石造狛犬一対は町文化財に指定されている。また、この宮は明治の河川改修以前は町屋西神子殿にあったが、社殿が河川敷となり、明治36年に現在地の東神子殿に移転された。尚、永享?嘉吉年間(1429-1444)頃、小栗判官と別れた照手姫は当社に祈願して判官に再会したという伝承があり、「照手姫の宮」と俗称されている。 |
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