笠置神社 (かさぎじんじゃ)
通称     
主祭神  
      伊邪那岐命(いざなぎのみこと)
      伊邪那美命(いざなみのみこと)
      天児屋根命(あめのこやねのみこと)
      火産霊命(ほむすびのみこと)
      水分神(みくまりのかみ)
      誉田別神(こんだわけのかみ)
摂末社祭神     
地図 map
住所        
〒509-8231 岐阜県恵那市中野方町2676番地の1
由緒由来  
寛和二年創祀。昔時中野方村の中仙道たりし頃、花山院仏道に帰入ましまして、東国を廻り給ふ際、茲に玉杖を休め給ふに、南なる高岳の岩焼として雲に聳へたるは宛然として都の笠置に彷彿たりと叡覧ありし即ち、山の名を笠置と号け其の頂に一社を設くべく宣ひ、「眺免御、笠置の山と号けしは、是も望みおく、しるしなりけり」と御詠あらせられ、其の時創めて一社を建立せんと縁起書に見ゆ。降て文化五年に至る八百余年の久しき間殿宇零落屡々修繕造営ありしなるべし。と雖も、今得て之を詳にせず。而して此年造換の有し事初めて知る。其れより又降って安政元年山火に遇ひ、社殿焼失し、之が為に多くの古文書等を失ふと謂へり。之に依りて又造営の挙あり、明治四年十一月郷社笠置神社となる。又、現在の本社を前社と称へたるも、今は山頂の宮を奥社と称ふ。抑も笠置神社には往古より百余個の寶鎌あり。其の模造するもの又数十あり。若し晴雨不正の侯に遭遇すれば、遠近の農民来て其の鎌を請ひ晴雨を祈るに果たして霊験あり。依りて各地方の農家一般の崇敬最も厚し。
祭礼情報  
5月3日