稲荷神社
(いなりじんじゃ) |
|
|
|
|
|
地図
|
住所 |
〒507-0043 岐阜県多治見市月見町2丁目57番地 |
|
由緒由来 |
創祀不詳。抑も本村に鎮座せらるる稲荷神社は保元平治の昔日本國稲荷神社の総社たる山城國伏見稲荷神社の御分霊を勧請し、字大門なる清浄の地を選し奉祀せしものと傳ふ。天正年間池田氏の暫く居城を此の地に定め時々武運応護の神として尊崇極めて篤く、四方の信仰も亦殊に深かりき。降りて寛永年中大式の位を授けられし後天保十五年更に小祀式の位に進まれ、社殿荘厳爾来時運の変遷に従ひ復旧観を存する能はざるに至る。殊に去る明治二十九年鉄道敷設の際遷座するの止を得ざるに依り更に景勝の境たる現今の地をとして新たに社堂を建立せしより遠近の老幼来り詣ずる者日に多く不思議の霊験も亦少なからず。因って有志者相謀り去る明治三十年更に別格式の位を請ひ受け堂宇を増築し、益々盛況の域に進み今や往時の荘厳を凌ぐに至らんとす。 |
|
|
|