神王神社
(こうのうじんじゃ) |
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地図
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住所 |
〒501-0413 岐阜県本巣市見延字東市場552番地 |
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由緒由来 |
創立年月縁由不詳。社は小社にして氏子なく旧来廃祀となりて社傳旧記は素より棟札之無く御座候。古事記に昔倭根子日子大毘々命御子日子坐王娶息長水依比賣生子神大根主亦名人瓜入日子王三野國本巣國造長幡部連の祖和名抄に本巣郷美濃とあるはこの見延村なるべし。見延は美濃部にて当國の主郷國造の居住ありし地ならむ。社より正南百間余隔たりて田の中に小?怩?り。的?怩ニ唱ふ。古は立木ありしに寛政度の暴風に倒ると云ふ。此の木代寛政三年勘定帳に記載あり。その後田主某この?怩?半ば壊して田となししに不日病で死す。村人其の故如何を知らず有りしに明治六年幸者と申す者亦残?怩ノ豆を蒔きけるに忽ち病起こり百日ほど不起。ここに村人共々先に?怩?壊して病死し、今亦病で不起は必神の祟ならんと辛苦にの云ふを早速神明に詫び言しけるに病漸癒たり。依って?怩?元の如くなせりとぞ。北?怩ヘ神主社鳥居の跡にや。又は別に由緒の地にや社より北にあざ楽田神楽田の名残れり。亦処所に字くご田と云ふあり。供御田にはあらむか。社より二百間ばかり西北に五明?怩ニ云ふ三ツ並べり。御廟?怩ノはあらぬか。其の近傍に岩旧梅?恂??怩ノはあらぬか。等の字あり。北の○は大○○随原村有里村の地と入○りもとは西村とも本巣○ざれば古人は美濃部の内なるべし。社より東南百間ばかり隔て伯母?怩ニ云へるあり。今は畑となりて?怩フ形なし。由緒知り難し。又コウラゲオ、ケモク等の名あり。其の外小?恟?所にありて古き由緒ある地とは相見ゆ○○○旧記無而○に付不明瞭。神王社境内の角に椋の大樹あり。其の廻り一丈五六尺許りと云ふ。何れの時代にや暴風にて倒ると傳ふ。今は其の跡なく、口碑に残れり。慶長の検地帳に美濃部とあり。又王神社と記載あり。古来角力の宮として毎例祭の時崇敬者の持ち出しを得て近隣の若者寄り合い角力をなす慣例なり。 |
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