白山神社
(はくさんじんじゃ) |
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主祭神 |
伊弉諾尊(いざなぎのみこと) | 伊弉冊尊(いざなみのみこと) | 菊理姫命(くくりひめのみこと) |
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地図
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住所 |
〒501-4502 岐阜県郡上市和良町宮代字天王1814番地 |
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由緒由来 |
本社は明細帳によるに、元正天皇の養老年中加賀國白山の三神を勧請せりと伝へ、中世美濃中宮長瀧白山神社及越前別山石徹白村なる中居白山神社別当の支配を受け、美濃第四の白山神社として地方の名社たり。鎌倉時代弘安三年には当國気良の庄惣政所川佐長者沙弥行兼は本社の造営に力を致し、正和三年及正慶二年には本地佛観世音菩薩像を寄進せり。室町時代に至り応永年中美濃の名族東氏の一族たる和良郷の領主遠藤清右衛門善明は写経と願文とを捧げ永禄十二年には東常緑の一族畑佐六郎右衛門鰐口を献ぜり。元亀天正の世となるや、織田信長は天下平定の為、越前に浅井朝倉の軍と戦ふや、本社に臣を派して戦捷を祈願し、白山別山の社家を介して鰐口を寄進し崇敬したるなり。近世に入るや当国郡上八幡の藩主初代遠藤藤良?驍ヘ本社を再建し、二代慶利、三代常安寛文十一年更に補修を加へ各領内の安全を祈請し、次いで後代藩主青山幸道安永二年甲冑を寄進し、飛騨國農民一揆の鎮定を祈り、同五年には本社の造営料を奉幣し、又当郷の御書院番遠藤常徳は陣屋守護の神と崇め文久二年菊花御紋章付幟二?を奉り、同鎮之助は慶応二年本社造営費二百疋を寄進して、それぞれ厚き崇敬を顕せり。昭和二十年十一月二十三日郷社昇格報告祭を執行せり。 |
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