十劔神社 (とつるぎじんじゃ)
通称     
主祭神  
      素盞嗚尊(すさのおのみこと)
      迩芸速日命(にぎはやひのみこと)
摂末社祭神     
地図 map
住所        
〒503-1634 岐阜県大垣市上石津町細野407番地の1
由緒由来  
美濃國神明帳にある石津二十三社の内正六位上物部補剣明神であるらしいが、往古より奉祀する処である。当社一に研剣と書き、正徳五年の棟札には浦剣御前と記している。補と浦と書き誤ったのであろう。後毎々誤記して戸剣大明神と称するに至っている。当社鎮座の地は山地にて、里人其の辺の谷を法剣谷と称し、池を剣の池と呼んで居る。殿内には剣と石とを以て御神体と為したが、其の剣いつの頃にか紛失し、現今は其の古石と神鏡とを以て御霊代としている。又古老の口碑に曰く、永久年中或農夫牛を牧せんがため一日三回嶽に至り山麓にて鎌を研がんとせしに砥石を忘れた故に石を拾ふて其の鎌を研ぎしに頗る霊鎌となり、水に漱げば其の水二つに分かれ、石に触るれば石忽ち裂けたと其の霊妙言ふ可からざるを以て該石を奉祀し、物部補剣明神と崇め奉ったと云ふ。
祭礼情報  
10月10日