内理神社 (だいりじんじゃ)
通称     
主祭神  
      伊邪那岐神(いざなぎのかみ)
      猿田彦神(さだひこのかみ)
      誉田別神(こんだわけのかみ)
摂末社祭神     
地図 map
住所        
〒509-8301 岐阜県中津川市蛭川字下一色4259番地の1
由緒由来  
寛文十一年創祀。奉謹請金峯社安閑天皇所願成就氏子繁昌息災延命修宇時寛文十一年蝋月吉辰とあり。一丘上に森を成して前面には田畑開け一色、一之瀬両区の崇敬社なり。此の付近に内裏屋敷と云ふ所あり。信濃宮(宗良親王)の帯宿所なりしが、永享年間尹良親王に従って英良親王来駕せられ、此処に教養せられしと謂ふ。信濃宮時代は此地に菊畑を作って愛でられしこと南朝遺臣伝にあり。信濃宮追悼会の香語にも「遺愛の菊花旧香に依る」とあり、又高山彦九郎の手記に「内裏には君いまさねど愛でられし昔を偲び菊ぞ咲きける」の歌あり。是に依って百五六十年前は内裏屋敷には菊のありしことを知るべし。文化十三年には大工苗木町東武平 東吉治良等に依って全面的大修理あり。爾来文政十二年、天保七年、嘉永元年、嘉永七年等社殿の造営石段の修理鳥居の建造等行はれて明治に至れり。明治以後に於いて前期内裏の地名に依って内裏神社と云ふに至れり。
祭礼情報