稲荷神社
(いなりじんじゃ) |
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主祭神 |
宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ) | 須佐之男神(すさのおのかみ) |
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地図
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住所 |
〒509-0224 岐阜県可児市久々利640番地 |
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由緒由来 |
創祀未詳なれども、天正十八年四月再興。大檀那松浦勘左衛門尉と記せり。旧来久々利七郷の内原見我田酒井三村の産土神たりし旨、享保八年、明和五年の棟札に記せり。方今は原見組のみの産土神社なり。濃州志略にも此祠を載せたり。社地境内は元禄七年久々利村山内帳に原見村稲荷杉雑木林長二町横一町と記せり。方今は境内左に記せるが如し。此祠は久々利村五村の内にして毎年本郷八幡神社例祭の日を以て祭典を執行せり。さて、旧来我田組の氏子たりし趣を以て熟考するに、我田の称は、縣の同言、又大縣、小縣の約誤りなるべく、我田組に地を接する字岡本といへる小山あり。此の山上平坦の地あり。又南面に穴居跡数個あり。往古八坂入彦命の裔此地に居住せる旨当國恵那郡中津川村岡正藏といへる人の家系に記せる由伝聞せり。然るときは八坂入彦命の裔縣主となりて、此地に居住し、特に此神社を崇敬せられけん。我田村の人民永く氏子となりて尊崇せしには非るか。往古我田、原見、酒井の三村を小縣村といひけんも亦知るべからず。 |
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