稲荷神社 (いなりじんじゃ)
通称     
主祭神  
      宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
      品陀和気天皇(ほんだわけのすめらみこと)
      菅原道真(すがわらみちざね)
摂末社祭神     
地図 map
住所        
〒501-3501 岐阜県関市富之保字一柳城山4194番地
由緒由来  
創祀未詳。当所開墾の始め勧請したるか。当時稲荷神社と八幡神社の二社あり。同区大前田、宮前の田の旱害を蒙ること度々にして区民の難儀甚だし。明治二年現在の野上用水の残水を以て大前田、宮前の灌漑する為に水路を構築したるも、その費用の支出に困り、当時の代官所上有知陣屋に願い出、十年払いにて拝借したるも、明治六年維新の改革により、一時に上納せざるを得ざるに、区民一同困却の結果明治七年春稲荷神社を一柳天神境内に移して、その跡地の立木を売却し、上納を完了せるものにして、その際大洞より一柳に移りたるものなり。一柳天神社は殿町天神と称し、天正年間一柳城主一柳監物直盛の城下たりし現一柳城山にあり、勧請年月日は不詳なれども、天神社は代々一柳家の崇敬する神社にして一柳家の住する処必ず天神社を祀る。明治四十三年八月、天神社、八幡神社を合併稲荷神社とせり。当時の拝殿は舞台作りなりしを大正九年流れ造り拝殿に改築。本殿も同時に改築。
祭礼情報  
4月第2日曜日