祖師野八幡宮 (そしのはちまんぐう)
通称     
そしののみや
祖師野の宮
主祭神  
      応神天皇(おうじんてんのう)
摂末社祭神     
      天照大神(あまてらすおおかみ)
      伊弉冉尊(いざなみのみこと)
      猿田彦命(さだひこのみこと)
      軻遇突知神(かぐつちのかみ)
      素盞嗚尊(すさのおのみこと)
地図 map
住所        
〒509-1606 岐阜県下呂市金山町祖師野字茅野223番地
由緒由来  
往古門原村の住人田口左近光員は、飛騨4ケ村並びに美濃16ケ村の総代となり、養和元年2月初卯の日に相州鎌倉八幡宮の御分霊を勧請して、祖師野の榧野(茅野)に小社を創立した。応永20年に、社殿の規模を整えて現在地に遷座し、美濃16ケ村、飛騨4ケ村の総社として現在に至っている。御供田高10石は応永22年3月、政所遠藤但馬守の寄進にかかり、明治初年まで継続した。なお神領の山林は、明治の初期に全部祖師野区有林となった。明治6年1月には、第136区の郷社となった。同41年2月26日、神饌幣帛料の供進神社に指定せれた。当神社の社号は時代により、次のように変遷した。〓八幡宮。〓正八幡宮。〓八幡社。〓八幡神社。八幡神社には目通り、周囲6メートルを越す杉の大木五本を含む社叢があって、原始林をなし、毎年夏季には仏法僧が飛来して棲息する幽鏡である。神社の全域は、環境自然保護地区及び天然記念物に指定され、特殊動物仏法僧のほか、「さいしん」(官青井)がある。さいしんはギフチョウ幼虫時代の食物である。飛地境内地に「岩屋岩陰遺跡」がある。祖師野の宮で人身御供の娘の身代わりとなった悪源太義平が、この岩屋で怪獣を追い詰めついに仕留めたので、村民は喜んでこの地に妙見様を祀った。巨大な一枚岩に囲まれたこの岩屋は奇観である。平成13年10月17日認証金山町祖師野字茅野223番地神明神社、津島神社、白山神社、岩尾神社、稲荷神社、愛宕神社を合祀。
県重文 本殿、幣殿、拝殿の三殿外工芸品
祭礼情報  
10月第3日曜日