愛宕神社
(あたごじんじゃ) |
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地図
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住所 |
〒503-1314 岐阜県養老郡養老町高田180番地 |
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由緒由来 |
祭神 愛宕神社の祭神は、火産霊神と申しまして、秋葉神社の祭神と御同体に坐ますところの火の神であります。此の神は神代の昔、伊邪那岐、伊邪那美命が風火金水土の五元の神をお生み遊ばされた中に、風の神の次にお生みなさった尊い神であります。後に故あって御父伊邪那岐命が此の神をお斬りなされた時、其の血が石礫樹草にたばしりつきましたから、今も草木沙石に自然に火を含むは、此の故であると申します。人の生活上、1日も缺くべからざる大切な火を幸え給うは此の神であります。又此の神の御心が、一速び給う時は、家財は申す迄もなく、生命をも失わねばならぬ様な事になって、実にかしこく恐ろしいのです。それで此の御神徳を仰ぎ畏みて、昔から一般に至誠を以て此の神を崇敬し、お祭を行って来たのであります。玉鉾百首という歌集の中に、竈のひのけがれゆゆしも家内は、火し穢るれば禍起るものとあります。方今敬神の思想がすすみまして、各氏子崇敬者は既に御神徳の大体を御承知とは思いますが、猶一層敬神の念を普及いたそうとして更に茲に記述した次第であります。由緒 勧請の年月は詳ならずとありますけれども、慶長以前から鎮座の由、古老の口碑にのこっています。高田町の人等一般、此の神を崇敬の余り、宝暦12年には更に御旅所を設立し、神輿一基、yama三輛を創造して、例祭毎に盛に神幸の儀式を行って来ました。明治12年6月には村社に列せられました。(注)文中のyamaは、「車」偏に「山」です。 |
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