富士神社 (ふじじんじゃ)
通称     
ゆやふじじんじゃ、おおほらふじじんじゃ
湯屋富士神社、大洞富士神社
主祭神  
      木花佐久夜比売命(このはなさくやひめのみこと)
      菊理姫命(くくりひめのみこと)
      伊邪那岐命(いざなぎのみこと)
      伊邪那美命(いざなみのみこと)
      家津御子神(けつみこのかみ)
      熊野久須美神(くまのくすみのかみ)
      宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
      軻遇槌神(かぐつちのかみ)
      大山祇大神(おおやまづみのかみ)
      天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)
      建御賀豆智神(たけみかづちのかみ)
      天児屋根命(あめのこやねのみこと)
摂末社祭神     
地図 map
住所        
〒509-3113 岐阜県下呂市小坂町湯屋479番地の1
由緒由来  
創立年代は不祥。古来より湯屋組の村社として崇敬されている。戸田采女正による元禄検地に境内除地、「1町3反3畝10歩 富士権現宮地、2反2畝歩熊野権現宮地」を賜り、文政4年本殿再建の棟札に、富士大権現・白山大権現とある。嘉永4年の『神名記』に富士権現宮・相殿白山宮とあるので、古来白山大神を相殿として奉祀していた。明治42年2月2日下記の神社を合併合祀した。字沢上 村社熊野神社。字猿沢 無格社稲荷神社・大洞組字橋戸狐段稲荷神社。字猿沢 無格社稲荷神社・境内社秋葉神社・大洞組字中1里無格社秋葉神社。大洞組字鹿山無格社山神神社・字橋戸無格社山神神社・字弥太郎小弥太郎無格社山神神社。大洞組字正子無格社神明神社。大洞組字橋戸無格社春日神社。大洞組字蕨野上段無格社春日神社。以上合祀神社のうち、字沢上の熊野神社は、寛治年中清原弥七郎の奉斎するところと伝え、元禄検地には熊野権現宮地とある。安政2年本殿再建の材料は、境内の欅一本で成ったと言い、その残木で彫刻された狛犬1対がある。社格は昭和3年11月5日、神饌幣帛料の供進指定を受け、同日神社会計規定の摘要を指定された。昭和21年2月2日官制廃止により社格は廃止され、同年7月神社本庁に所属し、宗教法人を設立した。境内には、町指定天然記念物サイカチ(目通り周囲2.6メートル)2本がある。諏訪神社と共に町内の大森であったが、終戦直後皆無伐採したことは残念至極であった。
特殊神事 寒粥まつり
祭礼情報  
4月3日