日吉神社 (ひよしじんじゃ)
通称     
さんのうさん
山王さん
主祭神  
      大己貴神(おおなむちのかみ)
摂末社祭神     
地図 map
住所        
〒503-2305 岐阜県安八郡神戸町神戸字上ノ宮1番地の1
由緒由来  
近鉄養老線の広神戸駅の北東に鎮座する。旧県社。弘仁8年(817)最澄が近江日吉神社の大宮、二宮、宇佐宮、樹下宮の四社を勧請して創建。貞願2年(860)円仁が客人宮、牛尾宮、三宮の三社を追斎し、延暦寺が本社と同じに崇敬する基をかためたと伝えられる。一説には、最澄に帰依した郡領安八大夫安次が勧請したものという。このとき、最澄は神像四躰。円仁が神像三躰を彫刻し、所謂三王七社が揃った。当社は、中世の延暦寺領平野庄の中心に位置していたこともあって、庄園支配地の崇敬を集め勧請されたのであろう。御祭神は、本宮は大巳貴命を主神とし、二宮は大山咋命、宇佐宮は瑞津比売命、樹下宮は鴨玉依比売命、客人宮は白山比売命、牛尾宮は大山咋命荒霊、三宮は鴨玉依比売命荒霊を奉斎し、併せて白鳥他土合殿には、地主神に倭武尊、天津日子根命、昭和24年に招魂社を奉斎する。当社の祭礼は、神戸山王まつりと称し、神輿七基を担いで川を渡る昼渡御、朝渡御、還渡御の三回の疾走がある。この神輿および百八灯明台は県指定重要有形民族文化財である。尚、当社には国、県、町指定の重要建造物や文化財を収蔵する。
祭礼情報  
4月14日