天神神社 (てんじんじんじゃ)
通称     
主祭神  
      菅原神(すがわらのかみ)
摂末社祭神     
地図 map
住所        
〒505-0303 岐阜県加茂郡八百津町伊岐津志字浦田2202番地
由緒由来  
当神社創立の起原は詳かでないが、第百八代後水尾天皇御代慶長16年伊岐津志郷、升井賀右衛門氏本願となり氏子達に依り天神一宇の奉造立が行はれ、京都北野天満宮より御分神を鎮祭されたと記録されています。境内地の樹木も此のときに植えられたものと思われます。その後数回、屋根替え等が奉仕され中でも元禄4年と安永8年には神殿の大改修が行はれ、特に、安永の場合には伊岐津志村全体よりの寄進を得て、村社天神神社が再建されたと伝えられています。爾後も屡々崇敬寄進が捧げられ荘厳な神域が形成され今日に至って居ります。菅公は菅原是善郷の御子として第五十四代仁明天皇の御代承和12年6月25日丑の日生誕され、幼少の頃より牛と梅をこよなく愛され数々の言い伝えも残っています。又、菅公は天資学徳にすぐれ5才の時に庭の梅の花を見て和歌を詠じ、11才の時、梅の漢詩をつくって神童の誉れ高く18才で文章博士となられました。又書道にも長じ給い、宇多上皇の御信任厚く第60代醍醐天皇の御代右大臣に進まれたが、藤原時平のため強訴されて太宰府に流され延喜3年2月25日薨去さる。薨去と共に神異が起り天満自在神として太宰府天満宮、京都北野天満宮に鎮祭されています。爾来、菅公の文字守護の御神徳は庶民生活の中に天神信仰となって文化生活の守護神として広く尊崇されています。
祭礼情報  
4月第1土曜日