宇波刀神社 (うばとじんじゃ)
通称     
主祭神  
      天照大神(あまてらすおおかみ)
      豊受大神(とようけのおおかみ)
      倭姫命(やまとひめのみこと)
      家津御子神(けつみこのかみ)
摂末社祭神     
地図 map
住所        
〒503-0114 岐阜県安八郡安八町森部373番地の10
由緒由来  
垂仁天皇の御世創建。延喜式神明帳に安八郡宇波刀神社とあるは当社なりと云ふ。社号を亦伊勢大神宮或いは内宮、亦伊久良河宮とも称す。垂仁天皇の御世倭姫命天照大神を奉し、美濃國に遷幸の時、当國に四年奉斎し、次に尾張國に遷り給ふと云ふ。其の事日本書紀に倭姫命世記元々集等に詳なり。当社神鏡裏面の中央に宇波刀神社右に伊久良河宮、左に内宮と彫刻あり。又古棟札の面に宇波刀神社其の肩書に伊久良河宮と記し(年号文字摩消して不明)慶長九年正月の棟札にも中央に宇波刀神社内宮肩書に伊久良河宮とあり。此の神鏡、古棟札は、故あって近年迄旧社人の河村家に秘蔵し、世に知られざりしが、今発見して本殿内に納む。尚旧社人河村氏に当社の古傳を記せし元禄、安永年間の旧記あり。亦当社は萱葺屋根、丸柱造りにて、伊勢神宮を模擬せり。嘉永五年十一月名古屋藩主徳川義直の命を受けて其の臣瀧川豊前稲葉兵部奉行し、之を再営せし旨其の旧記棟札現存す。又、旧社地は二反二畝十歩あり。除地なりしが、長良川筋に変墺せし故慶長九年今の地に遷すと云ふ。大正六年十月二日旧字村社宇波刀外宮及字利面村社熊野神社を合併す。木曽川上流改修工事の為昭和三年八月二十日移転。然るに木曽川上流改修工事の結果当社境内地の東部に沿ふ長良川堤防増築せられ、低湿地となり、不適当の故を以て昭和八年七月三十日表398の3に移転をなす。然るに木曽川支流犀川改修工事の為、昭和九年十二月十六日現在の地一色373の10へ移転完了せり。
祭礼情報  
10月9日