稲荷神社 (いなりじんじゃ)
通称     
主祭神  
      倉稲魂神(うかのみたまのかみ)
摂末社祭神     
地図 map
住所        
〒501-0415 岐阜県本巣市有里字村内533番地
由緒由来  
応仁時代の創祀か。創建年月不詳と之有も、村里の古来より口碑伝説に依れば鎌倉権五郎景政より十三代目の末裔美濃國今須城主長江総次郎景次御土御門帝の御宇応仁二年十月濃州稲葉山城主斉藤山城守道三入道と合戦し落城の際、長江総次郎景次は討死せり。其一族郎党は処々に落ち延び離散せしが、長江景次の男長江新右衛門正景は濃州元大野郡有里(現在本巣郡一色村有里)に落ち来り、同地にて農業に従事せり。同人に三子ありて分家し高橋、鹿野、林の姓を称へて居住せり。然るに新右衛門正景は武男の士にて、日頃稲荷大明神を崇敬せし豪農なるを以て本村に社殿を建立し、奉祀崇敬せり。之れ当村社稲荷神社の創建なり。其の後再三社殿を改造せし古記録も保存せしが、織田信長公時代に神社仏閣寺院を焼失せられしを以て古記録は之無きも同神社の御霊代を拝しても今を去る四百六十余年前の古社なることを証するに足る。
祭礼情報  
3月春分