神明神社 (しんめいじんじゃ)
通称     
主祭神  
      天照大御神(あまてらすおおみかみ)
摂末社祭神     
      大山祇神(おおやまずみのかみ)
地図 map
住所        
〒501-3788 岐阜県美濃市蕨生643番地
由緒由来  
当社は美濃市蕨生、板取川の支流伊勢洞谷を挟んで東に東川の神明神社、西に五十村の神明神社が鎮座する。この二社は同一氏子の産土神として尊崇されている。御祭神は天照大御神である。その昔垂仁天皇の御代、伊勢の神宮様は倭姫命が奉じて大御神様のお鎮まりになる美し所を探し求めて大和の國をお立ちになり、伊賀の國、近江の國、を経て美濃の國に御巡行になり、垂仁天皇の10年美濃の國伊久良河之宮(現在の本巣郡巣南町)に4年間御鎮座になった。この時美濃國の国造の御召しにより、当地の豪族舍人市主は一族を従えて、倭姫命に供奉することとなった。倭姫命は4年間美濃國にお留まりになった後、尾張國中島宮、伊勢國桑名の野代宮、鈴鹿の奈具波志忍山へと御巡行になり、遂に今の伊勢の神路山の麓、五十鈴川の畔にお鎮まりになりました。この間16年間供奉した舍人市主達は、任終わって伊勢神宮の御分霊を奉じて、故郷蕨生の地に帰還し、この地に奉斎して長く産土神と崇め奉ってきた。わが国神明神社の始めである。里人はこの地を伊勢洞と命名し、又伊勢の五十鈴川に因んで五十村と名ずけた。付近には多くの神明神社を奉斎している。2千年のこの由緒ある神社には八百年の神杉が茂っている。
祭礼情報  
10月9日