大矢田神社 (おやだじんじゃ)
通称     
おてんのうさま
お天王さま
主祭神  
      建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)
摂末社祭神     
      天若日子命(あめのわかひこのみこと)
      阿遅志貴高日子根命(あじしきたかひこねのみこと)
地図 map
住所        
〒501-3771 岐阜県美濃市大矢田2596番地
由緒由来  
当社は美濃市大矢田、天王山の麓楓谷の鎮座である。上古人皇第7代皇霊天皇の御代(約2270年前)の創祀である。元正天皇の養老2年(718)僧泰澄は篤く当社を尊仰し、天王山一山を開基し、広大な堂塔伽藍を建立して、天王山禅定寺と称し聖武天皇の御信仰も篤く頗る盛観を極めた。社頭を牛頭天王社と称した。天王山は当地の豪族後藤勘左衛門城主の城郭の有った所で標高537メートルの霊山である。後奈良天皇の弘治2年(1556)兵乱起こり類火に罹って全山焼失した、正町天皇の永禄2年(1559)牛頭天王社の仮殿を建設し、その後百有余年霊元天皇の寛文12年(1672)釈迦堂跡に現在の本殿が再建された。明治維新に到り、神仏分離の大命によりすべての仏堂仏像を廃し、明治3年には牛頭天王社を大矢田神社と改称した。明治6年1月美濃国第8大区第9小区の郷社に昇格する。昭和21年10月宗教法人令により宗教法人となる。昭和27年1月神代の喪山神話に関係する縁の神社、喪山天神社、華堂神社、青柳神社を合併した。昭和27年12月宗教法人法により宗教法人となる。天王山の麓、楓谷は文部省指定の天然記念物ヤマモミジ樹林となり、古くより有名であり、境内社喪山天神社は天若日子命を祀る喪山神話の地で、付近一体は神話縁の故郷である。又御本殿および拝殿は國の重要文化財に指定されている。
祭礼情報  
4月15日近い日曜日