牧ケ洞神社 (まきがほらじんじゃ)
通称     
主祭神  
      菊理姫命(くくりひめのみこと)
      伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
      伊弉冉尊(いざなみのみこと)
摂末社祭神     
      天之手力男神(あめのたぢからおのかみ)
      大山祇神(おおやまずみのかみ)
      大物主神(おおものぬしのかみ)
      迩迩芸命(ににぎのみこと)
      櫛御気野命(くしみけぬのみこと)
地図 map
住所        
〒506-0101 岐阜県高山市清見町牧ヶ洞字洞口2960番地
由緒由来  
創祀未詳なれども、里伝に曰く、寿永年間平正盛当地に来りて一廓を構へ牛首城と云ふ。其の臣加賀國石川郡河内の人山田義兼本居の神をここに勧請せしに之に倣ひて同僚の諸氏各自本居の神を所々に奉祀したるを永享年間白山社に合祀せしと云ふ。斐太後風土記に明治六年当時牧ヶ洞には字徳野の宝田社、牛首社、宮が端社、出合社あり。牛首社は祭神白山姫命祭日は八月三日。村長書上帳には加賀國白山神を奉祀せしものならんと記録を存し、白山神社なり。当区には明治初年当時四社鎮座の事前記の記録により証明を得るも、宮が端社、出合社はその後合併の為か廃絶せしか不詳。牧ヶ洞字徳野には戸隠神社ありて宝田社と称し、祭神天之手力男神なり。里伝に寿永の頃土豪水内某が勧請せしと伝へ、古来より字徳野の産土神なり。天保四年九月十四日御正殿を再建し奉る。願主高山住荒城平藏なり。当区には明治以来判然と残れる神社は牛首社即ち白山神社と徳野鎮座戸隠神社なれども、現牧ヶ洞神社には白山神社の御祭神他五柱も配祀さるる所を考察するに往昔所々に奉祀の神々を合併せし為ならん。弘化四年八月三日白山神社本殿改築。明治十三年十五年二十一年各造営普請あり。例祭日九月三日。
祭礼情報  
9月5日〔2日間〕