大船神社 (おおふねじんじゃ)
通称     
主祭神  
      白山比売命(しらやまひめのみこと)
      気比大神(けひのおおかみ)
      丹生神(にうのかみ)
      高野神(たかののかみ)
      稲荷大神(いなりのおおかみ)
      須我神(すがのかみ)
摂末社祭神     
地図 map
住所        
〒509-7521 岐阜県恵那市上矢作町字高井戸3107番地の1
由緒由来  
天平宝宇年間(757-764)東大寺良弁僧正が大舟山に草庵を結び聖徳太子の御作と言われる救世観音菩薩を安置する。現在は円頂寺、万光寺が交替で秘仏として保管している。天長年間(824-834)小野篁、関東下向の途次この地に本堂及び宝塔を建てる。延喜3年(903)醍醐寺の聖宝、密法を潅修し初めて大船寺と命名し勅賜金榜額を揚げた。弟子宥賢、寺務を権掌し前2社に加え4社を合祀し六社権現を祀る。(丹生権現、清瀧権現に加え高野大明神、白山権現、稲荷大明神、気比大明神)以降、修験道による信仰の中心地となる。文治年間(1185-1190)源義経、弁慶を伴い奥州下向のおり、この山に登り願書を納めて祈願し、弁慶は杉の小枝を挿して祈りを捧げたと伝えられる。天正(1573)の戦乱により建物のすべて灰燼に帰した。寛文11年(1671)権大増都明美、岩村城主丹羽氏純の援護を受け十年余りの歳月をかけ本堂、奥院、仁王門等を新造に近い大改造を行なう。安政3年(1856)大工立川和四郎により大改造が行なわれ大舟山大権現本社という神社建築となり現在に至る。明治維新、神仏混淆は禁止され大舟寺は大船神社となる。明治35年早春失火により貴重な山門(仁王門)を焼失する。
祭礼情報  
4月第4日曜日