綾衾神社 (あやぶすまじんしゃ)
通称     
主祭神  
      宇夫須那神(うぶすなのかみ)
摂末社祭神     
地図 map
住所        
〒501-6034 岐阜県羽島郡笠松町中野184番地
由緒由来  
創祀不詳。当社は天正年前、尾張國葉栗郡の内なり。里伝に、旧記無之縁由不詳。尾張國式内従三位宇夫須那神社、正考美濃國中野村綾衾明神と呼ぶもの是れなるべし。綾衾はあぶすまと読むべし。あやぶすまと読むは非なり。阿夫須万は則ち宇夫須那の転声なり。里老曰く、栗木は葉栗郡根本の地なり。後世今の川(宇井松本より海西郡古中島と伊勢の全廻り本まで)の川中となりて潰れたり。今絶々薬師寺の西大堤の外に民三戸ありて栗木と呼ぶ。正生考(中野、栗木、薬師寺、円城寺、無動寺、若宮地、笠田島は葉栗郷の市員なるべし)和名抄葉栗郡葉栗郷天野曰く、宇夫須那は産土の云ひなり。出口延綴曰、風土記を按ずれば、此の郷は庵入比□羊命降誕の地也。正生考葉栗臣は天押帯産命の裔なり。其の葉栗臣の子に廬入姫生れ給ひけるとなむ。猶考葉栗郷は栗木中野の辺に当たり葉栗郷は島村の方に当たれるなるべし。尾張國神明帳集説考訂に式内宇夫須那神社尾張國葉栗郷門間庄島村に在とし、張州府志亦同じ。神明帳考証には門間庄とありて村名なし。又廬入姫は五百木入姫にて景行天皇の皇女なり。此姫命は尾張國にて生坐けむと平田篤胤が古史伝に云へり。
祭礼情報  
8月13日