橿森神社 (かしもりじんじゃ)
通称     
主祭神  
      市隼雄命(いちはやおのみこと)
摂末社祭神     
地図 map
住所        
〒500-8828 岐阜県岐阜市若宮町1丁目8番地
由緒由来  
御祭神は市隼雄命(伊奈波神社御祭神、五十瓊敷入彦命の皇子)で、創建は第十二代景行天皇の御代である。慶長5年(1600)に兵火、慶安2年(1649)に火災と両度の難に遭ったともいわれる。宝永3年(1706)の古地図によれば、現在の美園町と若宮町の十字路付近が参道の入口で、西一帯は田となっている。二図中には、美園の「榎」が示してある。「岐阜総構の内は内町、構の外は外町、南へは美園にて″市立市神″として今に榎あり」と江戸時代の資料に示され、織田信長が美園で開いた楽市楽座の楽市神社がこの木の下に祀られたのである。現在、社前の榎は「市」の文化財として指定になっているが、美園の榎の孫に当るもので、明治11年10月、明治天皇御幸のため道路改修が行なわれた際、現在地に移植されたものである。この榎は神木化され「イボ」に対する民間信仰の対象となっている。古来木扁に春夏秋冬がついた樹木は、神木化された例は多い。境内には天明6年(1787)銘の石灯篭があり、瑞龍寺との関係がうかがわれる。社殿の背後にある駒の爪岩は、大昔神人が駒にのってこの地にくだり、この名がでている。市隼雄命のお墓は、各務原市蘇原の市林山の山頂に在る
祭礼情報  
岐阜祭(ぎふまつり)
4月4日